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From Ancient Times To Now 天道と人道

初めてご訪問の方に自己紹介。_____________

“表情” を輝かせる肌は、心も体もハッピーでなければ生みだせません。

悪化させないために、特に敏感肌さんはチェックして頂きたいです。 

私は、化粧品によるアトピー性皮膚炎だったことで、心も体も辛い毎日を過ごしていました。

その後、大手化粧品会社の商品開発に携わり、なぜ、私の肌が荒れたのかを知る。

化粧品の石油システムも知る。モヤモヤ…世の中のオーガニック化粧品、無添加化粧品に入っている驚きの刺激成分や効果がない成分をみて、モヤモヤ…

スキンケアも高く、環境にいい。自然と共存していた古代の知恵を活かし、現代の良い知恵も使ったFRMAを!作ろう!From Ancient Times To Now 第一弾は、化粧品です♪

表情が輝く、人生が輝くために。FRMAの化粧品は、ごきげんに過ごす為の、1つのツールです。ブログは、毎日を、ごきげんにすごす、ヒントを探していきます。

Sharing is Caring , Caring is Touch , Touch is Love

 

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「天道」と「人道」

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自然と人間の関係、そして人間社会のあり方を二宮尊徳が

「天道」と「人道」として説いています。

 

二宮尊徳という人物とは

二宮尊徳は、江戸時代後期の経世家、農政家、思想家です。

幼少期に「二宮金次郎」として知られていました。彼はひどい環境で育ちましたが、勤勉さと学問への情熱で知られています。薪を背負いながら本を読む姿は、多くの小学校の校庭にある像として有名ですよね。尊徳は、24歳で村の有力な地主に。彼の勤勉さと経済的才能は、小田原藩の武家層にも認められ、25歳で家老の子どもたちの教育係になったそうです。約600の村おこしを行い農村復興政策「報徳仕法」を指導し、彼の実践的なアプローチと経済的才能で、農民なのに領地の再興を任されるなど、身分を超えた信頼を得たそうです。

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「天道」とは

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簡単に。

尊徳の思想において、人間の意志や介入とは無関係に存在する自然界の法則。天道の下では、全ての生物や物事が平等に扱われ、善悪の区別はありません。例えば、穀物も雑草も等しく天の恵みを受けて成長します。

しかし、尊徳は単純に自然に従うことを推奨したわけではありません。彼は「天道のままにしておくと荒地になる」と指摘しました。つまり、人間が介入せずに自然の成り行きに任せると、人間社会にとって望ましくない結果を招く可能性があると伝えています。

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「人道」とは

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人間が人間のために立てた理念です。これは、社会秩序や道徳、法律、そして人間の営みすべてを含みます。尊徳は、人道の重要性を強調し、人間社会には「人道」の手が入らなければならないと主張しました。

人道の実践について、尊徳は次のように述べています:

「政を立、教を立、刑法を定め、礼法を制し、やかましくうるさく、世話をやきて、漸く人道は立なり」

意味:人道を確立するには、政治や教育、法律、礼儀作法などを整備し、細やかに社会の世話をする必要がある。

 

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「天 道」と「人 道」の調和

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尊徳は、天道と人道の両方を理解し、それらを調和させることの重要性を伝えていました。

彼は水車を例に挙げ、 水車は半分は水の流れに従い(天道)、半分は水の流れに逆らう(人道)。人間は自然の摂理を理解しつつも、時には自然に逆らって行動する必要があると、説明しています。

尊徳の天道・人道の考えは、農業や地域開発にも影響を及ぼしました。例えば、開墾を行う際には、その土地の自然条件(天道)をよく理解した上で、人間の知恵と技術(人道)を用いて最適な方法を選択していました。

 彼は次のような具体的なアドバイスを村人たちに与えています。

 

「ここは川がすぐ近くにあるから、田んぼに水を引きやすいよ」

「あそこは地震がおきたら津波がくるからだめだ」

「むこうは南に向いていて日がよく当たるから、作物の育ちがいいよ」

 

From Ancient Times To Now “ 古代の知恵を現代につなぐ “を軸に持つF R M Aも勉強になります。

二宮尊徳さんの天道・人道の概念は、現代でも役に立つと思っています。自然の摂理を理解しつつ、人間社会の発展を図るという彼の思想は、F R M Aの思想でもあるなと思いました。

「環境問題や災害を乗り越える知恵」としても注目できると思います。自然の力を認識しつつ、人間の知恵と技術を駆使して防災・減災に取り組むという姿勢は、まさに天道と人道の調和がないとできないような気がしました。

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7つの報徳思想

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二宮尊徳の有名な貢献は、「報徳思想」と言われています。なんだか難しそうですが、この思想は経済と道徳の両立を目指すことらしいです。

 

 1, 経済と道徳の融和

報徳思想は、経済活動と道徳的行為を切り離すのではなく、両者の調和を重視します。

 

 2, 社会貢献の重要性

私利私欲のみを追求するのではなく、社会に貢献することが結果的に自分にも還元されるという考え方を説いています。

 

 3, 四つの基本原理

報徳思想は以下の4つの原理に基づいています。

  1. 至誠:真心を持って誠実に行動すること

  2. 勤労:自分の職業に誇りを持ち、その価値を高めること

  3. 分度:収入に応じた適切な支出範囲を決めること

  4. 推譲:余剰を他人や将来のために譲ること

 

 4, 大極の概念

報徳思想の中心的概念である「大極」は、すべてのものが未分化な状態を指します。この大極に沿った実践を行うことが報徳思想の根幹をなします。

 

 5, 天道と人道

大極に対して積極的に向かう姿勢を「天道」、消極的に向かう姿勢を「人道」と区別しています。

 

 6, 道心と人心

「道心」は天の理に従って私欲を捨てて生きること、「人心」は我欲にとらわれた心を指します。報徳思想では、道心に沿った生き方をすることで真の豊かさが実現できるとしています。

 

 7, 実践的アプローチ

報徳思想は単なる理論ではなく、実利的・実用的な生き方として説かれています。二宮尊徳の思想は、多くの実業家や歴史上の偉人、例えば、渋沢栄一、稲盛和夫、松下幸之助などに影響を与えました。

 

参考

https://www.con-pro.net/readings/chemicon/doc0049.html https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/fs/9/9/6/7/9/_/ikkatu.pdf http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/1503kamata_tokushima/ https://www.hotoku.ac.jp/schools_life/songs/149 https://www.chichi.co.jp/web/20190721_kinjiro/ https://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/sontoku/ https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000003459/simple/250715kodomo.pdf https://junwind.net/?p=9645

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